国際女性デーに参加する4つの方法

国際女性デーに参加する4つの方法


3月8日は、女性が社会進出をする上の課題について考える「国際女性デー」。
世界では「女性に花束を贈る日」としても、広く知られています。

国際女性デーが3月8日である理由は、1908年世界恐慌の中、ニューヨークで女性たちが労働時間の短縮や賃上げ、そして婦人選挙権を求めてデモ行進を起こし、1910年にコペンハーゲンでの会議でドイツのクララ・ゼトキンが発案し、1975年に国連が3月8日を「国際女性デー」と定めたとされています。

調べてみると、デモ行進が3月8日に行われたのは、1857年のその日、アメリカ・ニューヨーク市で被服工場で火災が起こり、働いていた多くの女性たちが鍵のかかった工場から逃げられず、亡くなったことに由来するそうです。
4月24日の「ファッション・レボリューション・デー」の契機となった、バングラデシュのラナ・プラザの事故を想起させられます。

昨年は、国連が「国際女性デー」を定めて40周年ということで、例年になく大きなムーブメントがありました。
その一例をご紹介します。

We’re Not There Yet
米女優キャメロン・ディアスやジェシカ・アルバら、女性セレブリティーたちが始めた、FacebookやInstagram、Twitterのプロフィール画像を「女性の白いシルエット」に変えることで意思を伝えるキャンペーン。これは“まだ”男女平等ではないということを主張しているものです。プロフィールは「メディアから女性が消える」ということを意味しています。


#DearMe
YouTubeが企画した動画キャンペーン。
女性リーダーの活躍が期待されている一方で、若い女性は身の回りのことで深く悩んでしまい、社会へ目を向けられずにいます。
アメリカ、イギリス、インド、日本で活躍する著名人は10代女性に向けて、容姿や、学校・職場での人間関係の問題などのメッセージにハッシュタグ「#DearMe」をつけて投稿しました。


HeforShe
国連の男女平等や女性を支援する組織「国連ウィメン」の親善大使に就任した英女優エマ・ワトソンが、2014年9月20日に国連本部で行われた演説で「本当の性差別をなくしたい」と、キャンペーンのスタートを告げました。


今年は日本でもより具体的な参加型イベントや商品で「国際女性デー」が祝われています。

① IT業界で活躍する女性が情報交換するためのイベント「Women Techmakers」を、大手検索会社が世界中で開催。
② チャリティマラソン大会「WHITE RIBBON RUN 2016」を開催。
③ 化粧品会社がチャリティー付き商品を期間限定で販売。


そしてピープル・ツリーでは、
④ フェアトレード商品を購入すること

ピープル・ツリーのものづくりに関わる人びとのうち、およそ8割が女性です。
現地の女性たちが安定した収入を得られることが第一歩。
収入によって家族を支え、社会に出られるようになります。
そして、彼女たちの仕事が継続できるようにお手伝いすることがフェアトレードだと、ピープル・ツリーは考えています。

春のアイテムが届いたばかり。
ぜひご覧になってください。

ピープル・ツリーでは期間限定で、10,000円以上お買い上げのお客さま全員に、
オーガニックハーブティー3種類をプレゼントいたします。
オンラインショップは3/8(火)まで。直営店は3/13(日)まで。


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