『ザ・トゥルー・コスト』の上映会が盛んです!
5月28日(土)鎌倉でトークイベントも

『ザ・トゥルー・コスト』の上映会が盛んです! <br>5月28日(土)鎌倉でトークイベントも


昨年の11月に公開されて以来、ロングラン上映となった『ザ・トゥルー・コスト』。
ピープル・ツリーの創設者サフィア・ミニーも登場する、ファッション業界の裏側で起きる人権侵害や環境破壊を取材したドキュメンタリー映画です。

フェアトレード月間である5月は、全国各地で市民上映会が盛んに企画されていて、ピープル・ツリーのスタッフもトークゲストとしてお招きいただき、東京・神奈川だけでなく名古屋、岡山、岩手にて登壇いたしました。


青梅織物工業協同組合で行われた「にしたまソーシャル映画祭キックオフ」に参加しました。

青梅織物工業協同組合で行われた「にしたまソーシャル映画祭キックオフ」に参加しました。


岡山国際交流センターで行われた「おかやまフェアトレードデー 『ザ・トゥルー・コスト』の上映&シネトーク」に参加しました。

岡山国際交流センターで行われた「おかやまフェアトレードデー 『ザ・トゥルー・コスト』の上映&シネトーク」に参加しました。


ファッション業界の裏側について、全く想像もしていなかった方も薄々は気づいていた方も、「百聞は一見にしかず」の映像を見た後には、ショックと「これから何をしたらいいんだろう?」という思いで、しばし無言になります。
上映会後のトークイベントでは、重い気持ちのままではなく、「これから出来ること」のヒントを持ち帰っていただくような、分かち合いの場に。どの会場でも参加者の方から質問が多く寄せられ、「このままではいけない!」という熱意を実感できました。

例えば、こんなご意見も。
「私は非正規雇用で自分も貧困の不安を抱えている。途上国の貧困に胸を痛めているけれど、どうしていいかわからない」

貧困問題は遠い海外だけに限らず、ブラック企業、非正規雇用……日本に住む私たちにとっても身近な問題なのです。
けれど、安いものしか買えないからといって搾取工場で作られたものを買うことは、人を搾取することを肯定することにもなります。
持っているものを大事に使ったり、リメイクしたり、リサイクルショップなどをうまく活用することも、すぐに「できること」。新しい物を買うときは、「どこで、誰が、どんなふうに」つくったのかがわかるフェアトレードのものをなるべく選択する、とりあえず安いからという買いものをやめて本当に欲しいものだけを買うなど、価格以外の価値基準を持つことも大事なアクションになります。

つい、大きな問題の前には、何か特別な解決策を求めてしまいがちですが、身近ですぐできること、続けられることはたくさんあります。
ここで挙げたのは、一例です。映画から問題を知るとともに、何ができるのかを考えるきっかけにしていただければ、と思います。



★ ピープル・ツリーのスタッフが登壇するイベント情報
みらい祭 映画上映会『ザ・トゥルー・コスト』
開催日:5月28日(土) 
時間:開場13:30 開演14:00 上映後ゲストトーク(16:30終演予定)
会場:鎌倉生涯学習センター2階 ホール
※チケット料金、お申込みなど詳細はこちら
→ http://www.sugata.co.jp/workshop/ka_workshop/8868

★ 映画館での上映情報 
→ http://unitedpeople.jp/truecost/scr


★ 市民上映会のスケジュール

→ https://www.cinemo.info/movie_detail.html?ck=38

★ 市民上映会を開催したい方へ 
https://www.cinemo.info/jisyu.html?ck=38

★ お近くで上映会のない方へ。
ピープル・ツリーのサイトからもDVDを購入いただけます。(税込3,780円)
→ http://www.peopletree.co.jp/pgchg/shopping/book/095796/