昨年12月から今年1月16日にかけてグローバル・ヴィレッジが行った寄付キャンペーン「縫製工場で働くバングラデシュの女性たちにも笑顔を！」では、おかげさまで393,000円のご寄付をいただくことができました。
内訳は、
・オンライン寄付サイト「ギブワン」を通じていただいたご寄付 200,000円
・同寄付に連動し、アズビル株式会社様の社会貢献団体「みつばち倶楽部」からいただいたマッチング寄付 103,000円
・グローバル・ヴィレッジに直接いただいたご寄付 90,000円
また、ご寄付とともに「応援しています！」「労働の対価が正当に報われますように！」といった応援メッセージもお寄せいただき、とても励まされております。
いただいたご寄付は、バングラデシュ衣料産業労働者連盟（NGWF）を通じて衣料品産業で働く労働者の待遇改善を目指す活動を支え、これらの活動を日本の消費者に広く伝えるために活かしてまいります。
NGWFのコミュニケーション・オフィサーのエスラット・エラさんからは、グローバル・ヴィレッジからの長年の支援への感謝と共に、昨年8月と12月に職場の安全講習を3回、若い女性向けのリーダー養成講座1回を開催し、合計113名が参加したとの報告が届いています。
職場の安全講習では、毎年数10件もの工場火災や労働災害が発生しているバングラデシュの現状をふまえ、参加者たちが自分の身を守るための知識やスキルを身に着けることを目指しました。また、雇用契約書や休暇、賃金、労働災害の補償といった労働者の権利についても学ぶ機会となりました。
リーダー養成講座では、同様に労働者の権利についての基本的な知識のほか、リーダーとなるための資質や責任について学びを提供しました。
参加した女性たちは十分な教育を受けておらず、中にはまったく学校に行ったことのない人もいましたが、グループワークを通じて自分の意見をはっきり述べられるようになったり、知識を得て自信を持てるようになったそうです。
女性リーダー養成講座のようす（この研修は、2019年度のグローバル・ヴィレッジからの助成金で実施されました）
今回集まったご寄付からの助成金を、このような研修の機会をさらに充実させ、働く女性たちが知識を高め力を伸ばしてゆくために役立ててもらえることと期待しています。
グローバル・ヴィレッジについて
グローバル・ヴィレッジは、イベントやキャンペーンを通じて貿易や消費社会の問題点を伝え、途上国の立場の弱い人々の自立を支援 するフェアトレードの普及・促進を行うと共に、生産国の教育・環境プロジェクトの支援を通じて生産者をサポートしています。
こういった活動を安定して継続的に行うため、会員となって活動を支えてくださる方を募集しています。詳しくは、こちら。